2022年02月21日
【人間学塾・中之島】
月に一度の学び『人間学塾・中之島』
今月は【臨済宗円覚寺派管長 花園大学総長 横田南嶺】
横田管長のお話を拝聴させていただきました。
テーマ《禅の教えに学ぶ・ほほえみの種をまく》
お話はお釈迦様のお話から日本人の素晴らしさを教えていただきました。
コロナ禍で、人々からは笑顔が消えました
世の中の流れが速くなり、いろいろな情報に振り回されてる昨今。
この先どうなっていくのか、先が読めない状態が続きます。
暗い顔をしていても始まりません
だから今、目の前にある自分にできる精一杯をやること。
【念ずれば花開く】
何事も一生懸命に祈るように努力をすれば自ら道は開ける、夢や目標が叶う
~《小泉八雲・新編 日本の面影》~
相手にとって一番気持ちの良い顔は、微笑している顔である。
だから、両親や親類、先生や友達、また自分をよかれと思ってくれる人たちに対しては
いつも、できるだけ、気持ちの良い微笑みを向けるのがしきたりである。
そればかりでなく、広く世間に対しても、いつも元気そうな態度を見せ、他人に愉快そう
な印象を与えるのが、生活の規範とされている。
例え心臓が破れそうになっていてさえ、凛とした笑顔を崩さない事が、社会的な義務である。
反対に、深刻だったり、不幸そうに見えたりすることは、無礼なことである。
好意を持ってくれている人々に、心配をかけたり、苦しみをもたらしたりするからである。
日本人のように、幸せに生きていくための秘訣を十分に心得ている人々は、他の文明にはいない。
人生の喜びは、周囲の人たちの幸福にかかっており、そうであるからこそ
無私と忍耐を、われわれのうちに培う必要があるということを日本人ほど広く一般に理解して
いる国民は、他にあるまい。
※人生の喜び ⇒ 周りの人達を幸せにする気持ち
(怨親平等)敵も味方も同じように処遇すること、恨み敵対した者も親しい人も同じように扱う事
明治維新以降、日本人は変わっていったらしい
自分だけが良ければよいと…😩⤵⤵⤵
☆ 目の前の人を思いやる⇒ すぐにできる実践 ⇒ それは、微笑み🤗💕
☆ 微笑みは努力が必要です😊
人生の喜びを知っている日本人にはきっとできるはず👍👍👍
横田管長のお顔は正しく【和顔施・わがんせ】
ニッコリと相手に話しかけ、笑顔をあげることを【和顔施】といいます。
これは、仏様の心にかなうこういです。
お顔を拝見しているだけで心が和み、ありがたい気持ちになります✨✨
毎回、素晴らしい学びをさせていただき感謝致します°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°