【手紙 ~親愛なる子供たちへ~】

皆さんは【手紙 ~親愛なる子ども達へ~】 樋口了一
の歌をご存知ですか?

 

心に染みる歌です
一度聴いてみて下さい。

 

 

昨日、1年半ぶりに父と半日を過ごすことができました。
父の手足の爪を切り、眉毛を整え、耳掃除をし、メンテナンスバッチリ😉👍
ダンディーな父に戻りました✨✨

 

 

父は、私が幼い時からの理想の男性なんです🤗
豪快で甲斐性があり、優しく楽しく、人を笑わせるのが好きで
どんな人にも平等に接し、動物も含め誰からも好かれ慕われる自慢の父です。

 

そんな父もこの歌詞のように一つずつできないことが増え
日々老いていくことを実感します。寂しい気持ちはあるけれど…
でもそれは悲しいことでなく、人はお世話になり お世話をし お世話になるの繰り返し、
してきてもらったことを感謝して返すということ。

 

父と過ごせることが嬉しく感謝です😌

 

これから父との時間が増えることが楽しみです🎶🍀
このままコロナが終息することを祈ります。

 

 

 

 

【手紙 ~親愛なる子ども達へ~】 樋口了一

 

 

年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解して欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように 見守って欲しい

 

 

あなたと話す時 同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい
あなたにせがまれて 繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも私の心を平和にしてくれた

 

 

悲しい事ではないんだ
消え去ってゆくように見える私の心へと励ましのまなざしを向けて欲しい

 

 

楽しいひと時に 私が思わず下着を 濡(ぬ)らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えをさせたり
様々な理由をつけていやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

 

 

悲しい事ではないんだ
旅立ちの前の準備をしている私に 祝福の祈りを捧げて欲しい

 

 

いずれ歯も弱り 飲み込むことさえ 出来なくなるかも知れない
足も衰えて 立ち上がる事すら 出来なくなったなら
あなたが か弱い足で 立ち上がろうと 私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの 手を握らせて欲しい

 

 

私の姿を見て 悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい   
あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど
私を理解して支えてくれる心だけを持っていて欲しい

 

 

きっと それだけで それだけで 私には勇気がわいてくるのです
あなたの人生の始まりに 私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに 少しだけ付き添って欲しい

 

 

あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛を持って 笑顔で答えたい

 

 

私の子供たちへ 
愛する子供たちへ